生命保険の世帯加入率
日本でも生命保険の世帯加入率は、なんと90%以上だそうです。確かに、生命保険の本来の目的は、将来の経済的問題に対する保障を買うことですが、それにしても90%以上とは驚きかも知れません。
なお現在の生命保険会社は「定期付き終身保険」をメインに販売しています。当然、この保険の定期部分は掛け捨てになります。仮に、20歳代で「定期付き終身保険」に入り、払い終える60歳までに払う保険料は一千万円を超えると思われます。
しかし、多額の金額を払っている割に、生命保険のことを全くといっていいほど知らない方が多いです。多分、検討する以前に、保険会社の外交員が勧める保険に入ったような人が実に多いのです。
できれば、もう少し自分のライフプランに合わせた生命保険を選ぶ必要があるように感じます。
生命保険の注意点
現在一番普及している「定期付き終身保険」ですが、これは終身保険(主契約)に特約として定期保険を上乗せすることで、保障を大きくしようとするタイプの保険です。
簡単にいうと、子供が小さい時は一定期間の死亡保障を定期保険で大きくし、子供の独立後は終身保険(主契約)で死亡保障を確保しようとするのです。
しかし、ここで気を付けることがあります。この場合の「定期」とは「定期貯金」の「定期」ではありません。これは実例をもって説明します。
例えば「定期付き終身保険(30倍型/保険金3,000万円)」に入ったとします。この時の主契約(終身保険)は100万円で、残り2,900万円は定期保険になります。
しかし、この定期保険が有効であるのは保険料払い込み満了時までなので、保険料の払い込みが終わると補償額が1/30になるのです。実は大型保障には期間が限られているため、このことから定期保険と呼ばれているのです。
生命保険と医療保険
生命保険に医療保険を特約として追加している人は多いですが、もし将来的に医療費の心配があるなら、単体の医療保険に加入する方法もあります。要は、生命保険の主契約とは別に、医療保険に加入するのです。
ただこの場合、間違いなく保険料は上がります。しかし単独の医療保険の方が、生命保険の特約よりも保障内容が充実します。今後、医療費の本人負担の増加や、医療費自体の増加が懸念されている現在では有効な方法といえそうです。
なお生命保険で医療特約を付けている人は、60歳で保険期間が終了すると医療保障も無くなるので、こうした場合には医療保険に加入した方がいいと思います。
生命保険はライフプランで選ぶ
まず生命保険とは、アフターケアの必要な商品だということを忘れないで下さい。生命保険は、30年もしくはそれ以上に渡っての保障を買うのです。その間には、当然、結婚・出産・子供の進学や景気の変動などもあります。一度決めればそれで良いわけではないのが生命保険なのです。
また一般には、保険は若い時に加入したほうが良いという人がいますが、若い独身者が高額の死亡保険に加入する意味があると思いますか?まず自分のライフプランに合わせて必要と思われる保険に入ることが重要なのです。
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